東京の坂と橋 番外編125 松本市専称寺 徳本念仏塔
松電プロジェクトで訪れた松本市の松本電鉄新村駅近くに浄土宗のお寺『三明山専称寺』がある。
先日新村駅を訪れた際、専称寺まで足を伸ばしてみた。
1568年(永禄11年)の創建で、信州七福神の弁財天札所の他、松本三十三観音十九番札所の観音堂がある。
次の写真は、本堂左手にある観音堂だ。
境内に入り本堂に手をあわせた後、ひときわ目を引く大きな念仏塔がすぐに目に飛び込んできた。
以前ご紹介した地元近くの多摩市吉祥寺にある徳本念仏塔は、子供の背丈程度の高さであったが、ここ専称寺の徳本念仏塔は見上げるばかりの大きさである。
以前ご紹介した徳本念仏塔と字体はそっくりであるが、線の太さといい、力強さといい、圧倒的な存在感を示している。
1827年(文政10年)に建立されたことから、既に200年近く境内を行く人々を見守ってきたことになる。
徳本上人は江戸時代後期の浄土宗の僧で、独学で念仏の奥義を悟り、諸国を行脚して独特な筆跡の念仏塔を1000基以上建立したと伝えられている。
冒頭の写真は、「阿弥陀」にぴんとをあわせたが、上の写真は、「無」にピントを合わせてみた。
まるで徳本上人の激しい祈りがあふれ出てくるような写真ではないだろうか。
この念仏塔の後ろには、多くの石仏たちが見守っている。
境内にある木々はすっかり紅葉していた。
次の写真も上の念仏塔とおなじく露光間ズームで撮ってみた。
ただし、念仏塔ほど激しくは撮っていない。
この記事へのコメント
季節感が現れていますね。
露光間ズーム。動きがでるのでちょっと雰囲気が変わりますね。
挑戦してみようなかなぁ…
悪いこと今日はあんまりしてないんだけど、なんか後ろめたくなってきた・・・
立派なお寺さんですね。
ここ行きたかったんです・・・孫に断られました。
拝見出来て良かった。
初めて拝見しました(^^)
季節が変わりますね。
もったいなことをしました(・_・;)
横で撮られていたお写真ですね。
ここでは、結構素直に撮っていました。
並んだ石仏達の迫力に驚きました。
文字の形と写真、面白いです!
合掌
観音堂の建物が変わってますね
トップいきなりショットが飛び出して驚きましたが迫力ありますね、
徳本上人が渇!とばかりに叫んでいるようです。
ピントの位置でメッセージが変わってきますね。
おばば 腰を抜かしそうです。
秋を感じますね(^^)
なんか幻想的な世界に引き込まれそうです(@@;
ぜひ拝見したい!!
松本に行くことがあったら、寄ってみます。
まだまだ、知識不足です
石仏さんがみなさん表情が違って趣きがありますね^^
めちゃくちゃ迫力のある写真で、徳本上人の意気込みが伝わってきます(^-^)
驚かされました。
南無〇陀仏の〇はちょっと文字が分からないですね。
何て言う書体なんでしょうね?!
思わずのけぞりそうになりました.
念仏塔というものを初めて知りました。